2019年7月7日開催
『アフリカの子どもの日』
『ユニセフくまもと』から、『アフリカの子どもの日』というイベントに、縁側moyaiが声をかけていただき、『遊びで異文化交流しよう』という分科会に11組で参加してきました♪
今回の活動レポートは、参加されたmoyai仲間・坂野真穂さんがご協力くださいました。ありがとうございました♪
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ユニセフ事業の第27回『アフリカの子どもの日』in Kumamoto に5歳と3歳の姉妹を連れて行ってきました♪
前日も熊本県立劇場で講話や「大使と語ろう(コンゴ民主共和国)」ディスカッション、夜は交流会が行われていましたが、私達は2日目の分科会とランチ交流会に参加させていただきました♪
今回、面白そう!と即申し込みしたものの、「アフリカ=アマゾン(本当は南米です…汗)」のイメージしかなく、3歳娘は「ことちゃんもパプリカ行くー♪」だし( ̄▽ ̄;)。無知すぎて、無知すぎて…(泣)
トイレの世界地図が泣いてますよ~って訳で、図書館で本を借りて少しずつ知ることから始めてみました(*^^*)
娘や私もアフリカの衣食住、生活スタイル、休日、遊びなどの文化を知りたい!!と思うきっかけになったので、それだけでも参加させていただいて本当に良かったです。
当日は熊本学園大学高橋記念ホールに、moyai仲間からは11家族が集まり、日本文化の紹介を兼ねて浴衣で参加しました♪
会場に入ると、お手伝いをしてくれている附属の高校生の子ども達と、子どもから大人まで素敵なドレッドヘアーのお姉さんや、可愛い1歳の男の子を抱っこしている優しそうなお母さん、体格のいいお父さんなどなど、アフリカの方々がたくさん座っていらっしゃいました。みんなお洒落!
そしてしばらくは子ども達も椅子に座って、数名の講師のアフリカのお話を聞きました。珍しい風景と知らない国のお話に子ども達も釘付けで興味津々…
……の、わけがなーーい( ̄▽ ̄;)!!
早々に子ども達は騒ぎだし、あっという間にキッズスペースが解放されました(^^;
そうなると親も座ってはいられず、講師の方を横目にキッズスペースに潜り込みます。キッズスペース担当の元保育士さんがお手玉や絵本の読み聞かせ、手品などで日本とアフリカの子ども達を楽しませてくれました。そして、端っこにはなんとスライム沼が!!
娘はアフリカの子どもとお友達になったら聞きたいことがあったみたいですが、とにかくスライム沼にどっぷりハマってしまいそれどころではなく…(笑)他のお友達もスライム作りにひたすら熱中し、交流らしい交流はできず時間切れとなってしまいました。残念(涙)。
でも日本もアフリカの子どももスライム作りは大好きなんだなぁと世界共通を実感(笑)。
壺を頭に乗せて運ぶ体験もあって、日本人は全くバランスが取れずとても難しそうでした。アフリカの方はスタスタ歩いています。さすが!!
ランチ会ではワンプレートにキュウリとコンゴ料理のピーナッツバターシチュー、ちらし寿司がのっていて、他にパンやフルーツポンチもあり盛りだくさんのメニューでした。とっても美味しくて、子どもも大人もニッコニコ♪
しかし!ここでも子ども達のお世話や食事に必死で、気付けば散り散りバラバラ( ̄▽ ̄;)アフリカの方々はどこへやら?またもや交流できず…。
こんな感じで今回、特に積極的な交流はできなかったのですが、何かをしながら視界に「異国の人」がいるという状況は日常ではほとんどないので、小さい頃から少しずつこういう経験を積んで、「世界には色んな人がいて色んな文化が共存している」ということを無意識に感じ取ってもらえたらいいね~っていう、moyai仲間との感想でした(*^^*)
今回、来るのすら嫌がっていた男の子もゲームでもらったたくさんの戦利品を並べ、終始すごく楽しそうでした♪今回が楽しい記憶として残りさえすれば、必ず次に繋がります。
もし話をするのが「怖い」と感じていたとしても、「苦手だから」と尻込みするのではなく、こういう経験を少しずつ積み重ねることで「異国の人」への意識が、本当に変わっていけるのではないかと思いました。(親も(^^;)
世界には小学校にさえ通うことができない子どもが約6300万人いる。その半数以上がアフリカに暮らす子どもたち。
ユニセフから戴いた冊子の中で、急性栄養不良で3度目の入院をする1歳の娘を茫然として抱いている、病で夫に先立たれ、路上で暮らす母親の言葉が胸に刺さりました。
「私も他の親と同じことを夢見てる。この子たちの成長を見たい。でもー」。
ユニセフについても募金くらいしか関与したことがなかったので、私ももっと学んで、何ができるかを子どもと一緒に考えることで、子ども達に少しずつでも『自分は人の役に立てる存在なんだ』ということに気づいていってもらえたらいいなと思いました。
今回は世界へ視野を広げ、知りたい!を増やすいい機会になりました。取りまとめにご尽力いただいた方々、本当に貴重な経験をありがとうございました。
子育てネットワーク「縁側moyai」
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